たる出産記録

  1. 登る!走る!おしるし来る!
  2. 陣痛何分おきなんて計れないしー
  3. やっと病院
  4. LDRでで陣痛
  5. 普通の陣痛室で陣痛!!!!
  6. おりゃ!分娩台
  7. 生まれた「たる」は、なまぬるい
  8. 後陣痛でフー、ウンッ!
  9. 鳥取から義父母が駆けつけた!
  10. おっぱいガチガチ

1.登る!走る!おしるし来る!

2002年7月20日(土)、今日はある計画を実行する日である。
計画・・・それは住んでいるマンションの階段を5階分登ることである。
なぜそんなことをするかというと、入院中に友達になった鈴木さんにあやかって、である。鈴木さんは、38週の健診の3日後に5階まで階段を上がり、見事陣痛をおびき寄せた(?)のである。というわけで、私も38週の健診の3日後、それを遂行することにした。

とはいってもゆっくりゆっくり、よっこいしょ、どっこらしょ、と極めてスローペースで登る。5階までというのは、けっこうキツイ。やれ登りきったぞ、陣痛来るか??来るわけがない。ま、これで今日陣痛が来たりしたら本当にすごいよな〜。

主人が帰ってきて、ご飯を食べて、お風呂に入って、ほっと一息。ネコのヤーンが遊んでほしそう。いつもは主人がヤーンと一緒に走り回って遊んであげるのだけれど、今日は私が遊んであげよう。最近ずっと一緒に走って遊んであげてないからね。でも臨月で走れるわけがない。でべでべと歩いて走ってるつもり。でもそれだって今までしてなかったし。今日は特別!だって鈴木さんのあやかり日だからね。さぁ陣痛よ来い!おしるしよ来い!

0:45さてちょっと休憩。トイレに行こう。え?なに?うそ?これっておしるし?キャー!「ねぇねぇ、おしるし来たよぉ!どおしよぉ!」すると主人は「ヤーンとあんなに走り回るからだよ〜」そんなこといったってさー。ね〜ヤーン!おしるしおしるし!!(とでべでべ走り回る)
あれ?あれれ?そういえばなんかおなか痛いかも〜

痛いかも〜♪痛いかも〜♪や〜、ほんと?私もついに出産〜!?
もともと腹痛には殆ど縁のない私。腹痛といえば、便秘薬の痛みぐらいしか知りません。でもこの痛みはそんなのとは全然違う。この私がおなかをこわしたとも思えない。やっぱり陣痛?
えっとねぇ、なんか、じんじんじわじわちくちく痛い感じ。

2.陣痛何分おきなんて計れないしー

試しに何分後に陣痛がくるか計ってみよう!というわけで、時計を片手にドキドキワクワク。
おっと来たか?1時05分。20分おきですねぇ。

3:20・・・という風に3時20分まで計りました。間隔は5分〜18分で、てんでばらばら。えー、どうしたらいいの?病院に電話するべき?よくわかんないなぁ。とりあえず、今日か明日か、私がそっちでお世話になりますよ〜、カルテを病棟に用意しておいてね〜(普段は外来にある)という意味で、病院へ電話をしました。やはり、まだ家で様子を見てくださいとのこと。
ねむい。もうだめ。ちょっと寝よう、陣痛なんてほっておこう。
というわけで、我慢できる痛みはほうっておいて、痛くて目が覚めた時など時間を計って記入することに。4時5時6時・・・10時ぐらいまで、だいたい1時間に1回起きる程度で眠りました。このまま陣痛が遠のいて、もしかして今日はなし?

10:35いえいえ、そんなことありませんでした。
10時35分、結構痛かったです。
40分、結構痛かったです。
45分、結構痛かったです。
なに〜?5分間隔じゃん!寝過ごしたか!いやそんなことってありえるのか!?とりあえず起きて、もう1回計ろう。すると次は18分後・・・。えー、よくわかんないなー。どうしたらいいんだろ。その後も6分〜16分間隔でばらばら。
10分間隔とか、きちっと計れるものなの〜??一体いつになったら病院へ行けばいいんだ??

暇なので私の実家へ連絡してみました。リアクションが大きくて、そわそわワクワクするのが好きな家族なので、早めに電話しました。満ち潮がどうとか、引き潮がどうとか言ってたけど、忘れました。(笑)
よくわかんないけど、とりあえずおなかすいた。というわけで主人に焼きそばを作ってもらいました。これが出産前最後の食事になるのかしら〜♪とか思いながら食べました。おいしかったです。

14:16もう待てないー!!
シャワーしよう♪シャワーをして、病院へ行くしたくをしました。だってもう待てないんだもん。そわそわして待ってるの飽きたんだもん。で、一応病院へ電話を入れました。
「あの〜、陣痛の間隔が5分おきだったり、15分おきだったりばらばらなんですけどー。」
「じゃぁ、来てみてもいいわよ」
というわけで、病院へ行ってみることに・・・。
私が仕度をしている間、主人に主人の実家へ電話をしてもらいます。さーこれでみんなに公表してしまいましたぞ。いっひっひ。
そして車を主人に運転してもらい、病院へ行きました。

3.やっと病院

ついたぞ、病院。今日は日曜日なので夜間受付で受付を済ます。その間にも陣痛はきます。
「うぅ〜〜ん・・・」って感じの陣痛です。(分かりにくいって)手続を済ませて、産婦人科病棟へ行きました。病棟では、いつおしるしがきたか、陣痛のはじまりはいつか、何分間隔かなど聞かれ、続けて病棟で過ごすのに必要なのか、アレルギーの有無や簡単な質問等をされました。
次に分娩着に着替えて、浣腸をしました。
この浣腸、妊娠中から私の不安の種でした。私はもともと便秘症。3日に1回ぐらいのペースで便秘薬を服用しています。そこで疑問です。もし、便秘薬を服用した晩に陣痛が始まったら、浣腸はどうなるんだろう??浣腸プラス便秘薬で、すごーいことになるんじゃっ??
もうこのことを考えたら初妊婦は夜も眠れません。
そして・・・それが現実になってしまったのでした。飲んじまったよ、便秘薬
私は浣腸前に、助産士さんに聞きました。「あの・・・昨晩便秘薬を飲んでしまったのですけど、大丈夫でしょうか・・・」
助産婦さんは「うーん、、、平気だと思うけどね。」
何だか不安はつのるばかり・・・。でも浣腸するって言うからしょうがない。浣腸しましたよ・・・。
でもまぁ、結果からいえば、大丈夫だったのでした。
結局、浣腸で便秘薬も何も全て出てしまったようなのです。ほんと、よかった。ほんとによかった。

さて、これから本当の陣痛と戦うわけですが、もともと私はLDRを望んでいました。この病院にはLDRが1部屋あります。一応予約はして起きましたが、お産の予約なんてできません。LDRは空いているでしょうか?なんと運良く空いていました。今日退院された方がいたそうです。あぁよかった、これで回復も広い部屋でひとりで過ごせる。。。
でもLDRはまだ部屋の準備が整っていませんでした。というわけで、普通の陣痛室で陣痛の間隔と強さとを計る装置をおなかに巻いて待機していました。だいたい30分ぐらいだと言われて我慢。その間、ずっと仰向けでいるには耐えられない程度の陣痛が5〜10分間隔できていました。早くこの装置を取ってくれぇ〜、横向きたいぞー!
45分ぐらい経過してから助産士さんがやってきました。「結構ちょくちょく(陣痛が)きてるのね。」あぁやっぱり?だってつらいもん。

スイマセン、続きは作成中です。

4.LDRで陣痛

5.普通の陣痛室で陣痛!!!!

6.おりゃ!分娩台

7.生まれた「たる」は、なまぬるい

8.後陣痛でフー、ウンッ!