2002年7月22日(土)
たるが生まれたのは21日の夜12時55分。なので1日目は便宜上22日のこととします。
たるは未熟児なので、おっぱい以外は全てミルク。普通は糖水(砂糖水)なんだけど。
鳥取からおじいちゃんおばあちゃんが駆けつけてくれる。たるは幸せものだ。
夜、ブラジャーが浮き上がるほどおっぱいが張ってくる。でもはじめての経験で何のことかよく分からず、とりあえず気にしないことにして頑張って眠る。
2002年7月23日(日)
助産士さんによると、おっぱいが張ってきたなら夜でも声を掛けてくれれば、いつでもあげられたそうです。なんだそうなの?あげたかったなぁ。完全母乳めざしてるんだから。
昼ぐらいからおっぱいがよく出るようになり、十分足りる量が出る。完全に開通するのはもう少し先かもしれないけれど、他の人より早そう。妊娠中おっぱいマッサージを怠らないで良かった!
2002年7月24日(月)
はじめての昼夜同室。夕方18時半〜2時まで泣き止まず疲れた〜。どうやら平均量のおっぱいは飲んでいるけれど、たるには足りなかったらしく、ずっと泣いていたみたい。いっぱい飲む子だ。
2002年7月25日(火)
飲みすぎというぐらい良く飲む。搾乳したのも残らず飲み干し、それでも欲しがるのでミルクを足したりしてごまかす。
2002年7月26日(水)
とうとう黄疸にひっかかり光線を浴びることに。。。基準値ぎりぎりぐらいの軽さだというので、今日治療をしておけばあさって一緒に帰れるかも・・・とのこと。新生児室にいるのでおっぱいの時間の様子がわからず、搾乳しておっぱいを休めることができないので直母ばかりでおっぱいが痛い。。。
名前を「瑞心」に決定。
2002年7月27日(木)
産後のブルーなのか、そんなつもりはなかったのにおっぱいが痛くて大泣き。はじめておっぱいだけで1日過ごす。助産士さんに「もうミルクは用意しないからね。」と言われてドキドキ。でもお乳は張って痛いぐらいなので、量はおっぱいだけで十分足りた。でもミルクの力を借りないとやはり何もかもが辛い。おっぱいは痛いし、授乳は疲れるし、間隔はあかないし。
黄疸が少し良くなったので光線を浴びずにすむ。明日一緒に退院できるか不安。。。
へその緒が取れる!おヘソにはまだ残りがついているが、大部分は沐浴中に取れたみたい。助産士さんがくれた。おっぱいの皮もむける・・・。
2002年7月28日(金)
黄疸のピークは過ぎたらしく、まだかなり黄色いけれど一緒に退院できることに。良かった。今日からはおっぱいの量も量らず、好きなときに十分飲んでもらうことができる。
車で実家に帰る。
2002年8月2日(月)
出生届提出。田原瑞心さん、今日はぐずりまくり。
2002年8月3日(火)
お父さんとヤーンが来て一緒に泊まった。瑞心は4時間間隔ぐらいでよく眠り、機嫌も良好。
2002年8月4日(水)
お父さんが帰るとおっぱいの間隔が短くなり、ぐずり始める・・・。
2002年8月5日(月)
私が38度の熱が出た。風邪でもひいたのか何なのか分からないので産婦人科へ。わきで測った時とひじの内側で測った時とで熱が違うので、おっぱい熱とのこと。ひどくなると乳腺炎になる。よく搾乳するように言われた。疲れた。
2002年8月6日(火)
お臍のかさぶたがやっと綺麗になって一安心。もう血もにじまなくなった。
おっぱい熱ひいてくる。
2002年8月7日(水)
私の耳が聞こえにくい。熱のあとの疲れか、ストレスか。。。?
お父さんとヤーンが実家にくる。
2002年8月8日(木)
耳が更に悪化したので病院へ行く。左耳の低音の聴力が悪し。授乳中のこともあり、治療法の選択を迫られる。結局弱い薬を飲み、母乳を一時的に止める事にする。搾乳だけになるので乳腺炎が少し心配。4日後に再診察。瑞心のお世話は全面的におばあちゃんに手伝ってもらうことに。
2002年8月9日(金)
耳の調子が少し良い。おっぱいはスイカのようにパンパンで、3時間おきに搾乳しないと辛い状態。でも搾乳するのもとても辛い。授乳しないのにゆっくり眠ることもできない。
2002年8月10日(土)
義典とヤーンがくる。瑞心のお世話を全部やってくれる。
2002年8月11日(日)
搾乳にかなりの時間がとられるので、お父さんが瑞心を見てくれて本当に助かる。
にもかかわらず、耳がまた悪化。
2004年2月17日
最近英語で1〜10まで数えられるようになった。「ファイブ」の発音がうそっぽいけど、ちゃんと10まで数えてる。日本語では、1〜4まで数えられる。すごいね。ちなみに50音は「あいうえお」のみ。
歌える歌も沢山増えて、今では何曲歌えるか分からないぐらい歌える。ビックリしたのは、「チューリップの歌」。1歳未満の時によく歌って聞かせてたけれど、1歳をすぎてからは何となく聞かせていなかったのに、いつだったか突然ひとりで歌いだした。それからはチューリップの絵を書いてあげても歌うようになった。とてもチューリップに見えない絵なのに。(笑)
≪歌える歌≫
≪分かる漢字≫
2004年2月22日
今日は横浜市旭区にある動物園ズーラシアに行って来ました。瑞心を連れて2度目です。だいぶ分かるようになったので瑞心も楽しそう。「ひつじ♪ひつじ♪」と言っていたが、残念ながら羊は展示されていません(笑)ゾウや、大きなワシ、ヤマアラシなどが気に入ったようです。お弁当を持っていったのだけれど、瑞心はおにぎりを2個も食べてびっくり(今までちゃんと食べたことがない)。レジャーに出かけると必ず抱っこ抱っこだからとても大変だけれど、下り坂を走ったり、展示ガラスにへばりついて「あ!みて〜!すごい」と言ってみたり、なかなか成長を感じられる日でした。
帰りにユキウサギのぬいぐるみを買って帰りました。数あるぬいぐるみの中からウサギを選ぶあたりが、やっぱり女の子らしく、かわいいなと思いました。
2004年2月23日
散らかるのがイヤで、ずっと瑞心に積み木で遊ばせていなかったのだけれど、今日何となく積み木をあげて、そのまま家事をしていたら、ナントすごい高さまで積み木を積んでいた。8段ぐらい?長細いのも縦にして積んでいた。すごい!やるじゃん。
2004年2月24日
栄養料理研究家の丸元淑生という人の本を読んでから、毎日の食事を少し考えるようになった。精製していない穀類と豆類が中心の食事だ。瑞心の食事やおやつも見直すようになってここ2〜3日、瑞心は食事をよく食べるようになり、「パン!パン!(おやつ)」とねだらなくなった。おやつも甘いものが大好きだったのに、全粒粉で作ったチャパティ(小麦粉・油・塩・水のみで混ぜ、焼いたパン)などを食べたりもする。遥か昔に狂ってしまった私の身体よりも、良い食事の結果がすぐに現れるところはやはりすごい。幼児期の食事は大切だなぁと改めて思うのでした。
今日はもやし研究会から取り寄せた穀類とその粉、豆類が届いた。これから料理するのが楽しみ。
2004年2月27日
このところ、瑞心の語彙が著しく増えてきている。「おかあさん」を覚えた時は、これからは呼ばれても分からないフリはできないぞと思ったけれど、最近覚えたものもなかなかやり過ごせないものばかりだ。
あそぼ ・ 取って ・ おんり(下りる) などなど・・・。
特にあそぼは致命的。もうごまかせません。ちょっと待ってねというぐらいしか、先のばしできません。
2004年3月1日
瑞心は肌が乾燥してしまって、全身ブツブツがすごい。お風呂上りに全身化粧水や病院でもらった薬をつけるのだが、昼も夜もお風呂でも、しょっちゅう掻いている。掻きこわしもひどいので、ス〜ッとするのもつけられないからかゆみもおさまりにくい。どうしたらいいだろうと考えた挙句、DHCでセラミドを配合したボディミルクを売っているのを思い出した。この品は私が独身の頃、欲しくて仕方なかった品だ。でも化粧品にお金をかけているのに、体にまで・・・と思い一度も買ったことがない。肘や膝やふくらはぎなどに使ってみたいなぁと思っていたけど、ぐっとがまんしていた。成分もやさしいものなので、今回瑞心に使ってみることにした。丁度キャンペーン中でとても安くなっていたので良かった!昨日から数回使っているが、病院の薬などと違って伸びもいいし、瑞心もつけてもらっていて気持ちよさそう。塗り終わって手に少し残ったのを自分にも塗ってみたりして(笑)ちょっといい気分♪瑞心に合うといいのだけれど、もうちょっと様子見です。
2004年3月3日
今日はひな祭り。瑞心は2度目だ。明日お祝いをする予定なので、今日はプチ祝い。お寿司をとって、ほうれん草のお浸しをつけました。瑞心にもおすし屋さんのキッズセットをたのみました。瑞心はいくらが気に入ったみたいで一生懸命食べていましたが、途中から潰して遊べることに気がついて、プチプチ潰していました。
2004年3月4日
戸塚のじぃじ、ばぁば、曾じぃじ、伯母ちゃん、晃太朗(赤ちゃん)が家に来てくれて、みんなで雛祭りのお祝いをしました。3日が過ぎちゃったけど、色々予定というものがあるのです。よしとしましょう。おもてなしをするのは大変だから、今年は簡単に済まそうと思ってたのに、日が近づいてくると今年も頑張ってしまいました。
ちらし寿司 |
はまぐりの潮汁 |
エビチリ |
菜花の辛し和え |
タラの芽の天ぷら(抹茶塩) |
メキャベツのサラダ |
豆3種とベビーリーフのサラダ |
発芽大豆 |
ハッシュドポテトのパセリ和え |
けんちゃんケーキ |
雛菓子(彩雲堂) |
ケーキと雛菓子は、じぃじとばぁばが買ってくれました。お花も沢山もらって、部屋中がよい香りに包まれました。瑞ちゃんよかったね。
2004年3月17日(水)
戸塚のじぃじばぁばの家へ行った。じぃじばぁばは自営の釣具店の改装に忙しく、体力気力共に120パーセント使って毎日頑張っているせいか、瑞心に会って本当に嬉しそう。ばぁばは瑞心を抱きしめて泣いていた。そういえば、私も昔よくお婆ちゃんに抱きしめられ、泣きながら「琴美坊や〜っ!」と言われたものだ。どうしていいか分からずじっと突っ立ってたものだけれど、それを今自分の娘と母親がやっていると思うと血のつながりを感じる(笑)。
じぃじには「高い高い」と抱っこを沢山してもらい、じぃじとばぁばに追いかけっこしてもらい、瑞心はとても楽しそうだった。追いかけっこは「じごじん、じごじん、じごじごじごじご、じんじんじん!」と言いながら、はじめはゆっくりゴジラが歩くみたいに追いかけるという、岡本家作の追いかけっこだ。元の創作は瑞心の伯母(元・幼稚園教諭)だが、「じごじん」に定着させたのはばぁばだ。あまり変な遊びは覚えて欲しくないけど、こればかりはとめられそうにない。
一緒に1〜10まで数えたり、お歌を歌ったり、他にも沢山遊んでもらって瑞心はご機嫌の1日でした。
2004年3月19日
●最近好きな歌
すごい速さで何でも覚えていくからがビックリする。
●最近好きなお遊び
2004年3月22日
もうすぐ7ヶ月になる赤ちゃんを持つ姉に誘われ、湘南おっぱい育児の会というのに参加してみた。
2004年4月1日
今日は戸塚のじぃじばぁば・曾じぃじ、亀井野のおねぇと晃太朗、そして瑞心とお母さんとで、まさかりが淵に花見に行った。じぃじばぁばが花見弁当を作ってくれました。おねぇも手まり寿司を作ってきてくれました。桜も美しく、なんといっても天気が丁度よく、寒くもないし、風も強くないし、かといって日差しが強いわけでもなく、ずっと外にいても全く不快感がなかったのです。3時間弱ほど、十分に花見を堪能しました。瑞心はとても眠かったのですがご飯をしっかり食べ、おっぱいも飲み、ちょっと遊びました。何年も語り継がれるだろう、幸せなお花見でした。