たる成長記録

たる命名の由来

妊娠が判明して少し余裕が出てくると、男の子だったら名前は何にしよう?女の子だったら何がいいかな?って考えますよね?真剣に考えたり、ちょっと遊び半分で考えたり。「たる」は、私が遊び半分で考えた胎児名です。お菓子が好きだから、じゃぁお菓子の名前にしよう〜♪というノリで、なんか名前らしいようなお菓子はないかな?と考えていた時に、「タルト」を思いついたのです。タルトかぁ〜。これは男の子の名前だな。じゃぁ女の子だったらタルミか?ぷっ!かわいそうな名前だな。じゃぁこのかわいそうな名前にしよう。ウヒヒ。というわけで、男の子でも女の子でもいいように、タルトの「ト」とタルミの「ミ」を省いて、「たる」と呼ぶようになったのです。

2001年11月20日(火) 妊娠検査薬を使う。反応ナシ。またダメだったか。今年中にダメだったら病院へ行こう。
2001年11月24日(土) だめもとで夜中に再度、なんとなく妊娠検査薬を使う。
反応アリ!?
トイレで慌てふためいてしまった。明日はなんと日曜日。どこかに休日でもやっている産婦人科はないかとインターネットで探す。戸塚産科婦人科クリニックに行くことにした。
その晩はそわそわして眠れず。。。
2001年11月25日(日) 主人と一緒に戸塚産科婦人科クリニックへ行く。おぉ、個人の産婦人科って感じ。膣内プロープで撮った写真を見せてもらった。いるいる。本当に妊娠していた。まだ小さな胎のうしか写っていないし、もちろん心音も聞こえないのでお医者さんは「おめでとう」とは言ってくれない。でも受付の看護婦さんが「おめでとう」と言ってくれた。嬉しい。
予定日は来年7月24日
。鳥取、実家、お姉ちゃんのところに電話をかける。みんな喜んでくれた。よかった。
2001年12月1日(土) 家の近くの国際親善総合病院へ行く。ここで産もうかと思ったが、7月下旬はお産がいっぱいだということで、結局実家の近くの国立横浜病院へ行くことに。はじめからそうしておけばよかった。初診費がばかにならない。まだ胎のうしか写らない。
2001年12月2日(日) ピアノの発表会。ドビュッシーのベルガマスク組曲プレリュードを弾いた。まずまず。おだっちから「赤子と連弾だね」と言われた。なんだかすごく嬉しかった。石黒先生、座間先生は音がきれいだと誉めてくださった。
夜、具合が悪くなる。
2001年12月3日(月) つわりが徐々に始まる。
茶碗蒸し・ゼリー・りんごジュース・フライドポテトなどしか食べられない。
ご飯や油はもちろん、チョコ・牛乳・ニラなども嫌いになる。お湯も臭い!
2001年12月5日(水) 国立横浜病院へ行く。ここが一番初診料が高かった。待ち時間が長くて疲れ果てた。まだ胎のうしか写らない。
2001年12月15日(土) 午前中、母子手帳をもらいに主人と泉区役所へ行く。保健婦さんにお母さんと呼ばれる。お母さんって私のこと?(笑)
午後、前から予約していたシャムの仔猫、ヤーンをもらいに埼玉のペットショップまで車で行く。マクドナルドのポテトをひたすら食べながら。渋滞で疲れた。
ヤーンは可愛い。人なつこい。でも高かった。シャムは高いのか?それとも今まで捨て猫しか飼ったことがないからか?(笑)
2001年12月17日(月) 夕方、出血があった。なるべく安静にする。
2001年12月18日(火)
妊娠7週目
朝一番で病院へ電話する。すぐに来るようにということで、タクシーで病院へ。膣内からの出血だと判明。病名は切迫流産。即入院。でも膣内プロープで胎芽を発見!やっと見えた赤ちゃん。出産予定日が7月31日に修正される。
入院中はウソのようにつわりが止まった。でもむちゃくちゃお腹がすく。病室で朝食前にぽりぽりお菓子を食べる。同室の鈴木さんと知り合う。
2001年12月22日(土) 無理やり退院。切迫流産だと聞いた時も、不思議と赤ちゃんはダメにならないという確信があった。出血は止まっているし、退院しても問題はないはず。母親の勘?なわけないか。。。家で安静。
2001年12月25日(火) ママと一緒に病院へ行く。やはりもう問題なかった。胎芽がかわいい!!!ドラえもんのような手が見える。あんよも見える。心臓が本当にハート型だね。しっかり動いている。可愛いね。赤ちゃん2.5センチ
次回からは1ヶ月ごとの健診。やっと婦人科から産科に移れる。膣内プロープともお別れ。嬉しい。次回は1月16日。
2002年1月1日(火) 夜、ついに吐く。やっと食べた茶碗蒸しを全部出しちゃった…。
寝ていたら突然めまいがする。ぐるぐると右に回る。どんどんまわる。恐ろしい。
吐き気がして唾が出る。泣いた。。。
年が明けてもつわりは続くよどこまでも。最悪の年明け。
2002年1月3日(木) 近くの神社にお参りに行く。今年は出産もあるし、引越してはじめてのお参りなので奮発して千円をお賽銭に。
帰り道、気持ち悪くて疲れ果てる。外って色んな匂いがして臭いのだ。
家の近くのレストランが、こんなに油臭いとは思わなかった。犬になった気分
2002年1月4日(金) なんとなく調子がいい。生きてるって素晴らしい。
2002年1月5日(土) 戸塚の実家へお正月のお祝いに行く。姉夫婦も来る。
つわりの具合が少しいい。だって天ぷら見ても大丈夫だもん。晴れ晴れする。もう終わりかな?峠は越したか?やった!
2002年1月6日(日) つわり再来。もういやだ。妊娠なんてまっぴら。
つわりよ、死んでくれ。
2002年1月16日(水)
4ヶ月の1日目
待ちに待った健診の日。健診の日はとても癒される。順調です。胎児5.63センチ。心音もばっちり。沢山動いていた。泳ぐように手をばたばたさせてた。クリオネみたい。でも写真はベストショットで撮れなかった。主人は動いている赤ちゃんを見られなくて残念そう。次の健診は2月13日。
健診後、入院仲間の鈴木さんとお茶をした。妊婦同士のお友達っていいね。食事管理を頑張っているみたい。私はまだまだだめ。食べていないと気持ち悪くなったりする。食べづわりが半分ぐらいあるから。
2002年1月下旬
〜2月上旬
マタニティブルーがピーク。
産みたくない。子育てに自信がない。自分の時間がなくなる。赤ちゃんほしくてしょうがなかったはずなのに、今はまったくほしくない。そんな自分の変化がとても悲しくて戸惑う。だれも分かってくれない。
主人が作ってくれた焼きそばを食べて泣く。うまかった。うまかったのだ!
主人が作ってくれた牡蠣のバター炒めおいしい。また作ってほしい。
突然涙が出る。突然赤ちゃんの写真がものすごく可愛い。喜怒哀楽が激しくなって身も蓋もない自分が嫌い。こんなに不本意なことってない。
2002年1月27日(日) ピアノの先生、座間先生が出るスタディコンサートを観に行った。座間先生はガーシュウィンのラプソディー・イン・ブルーを連弾で演奏された。素敵だった!かっこいい。爽快だ。
また、小さい子の演奏は今まで退屈でしかなかったけれど、今日一生懸命演奏している子達を見ていて、とてもほほえましかったし、何よりも子供の演奏ってなんて微妙で繊細な美しさがあるのだろうと思った。感動した。私も変わったな。
おだっちも観にきていて、お腹をなでてもらった。なんだか不思議な感じがした。こそばゆい感じ?
2002年2月9日(土) おだっちと祐子ちゃんと久しぶりに会って話をした。楽しかった。
2002年2月13日(水)
5ヶ月の1日目
健診の日。すっかり大きくなっていた。健診の日はとても癒される。赤ちゃん大好きママになれる。
たるはお腹の中でツイストを踊っていたよ。ヤーンみたいに伸びをしてみたり、丸くなってみたり、よく動くね。顔がはっきり分かったよ。とてもきれいな整った顔立ち。観音様みたい。手の指がはっきり分かった。でももっといい写真を撮ってくれたらよかったのに。次の健診は3月13日。
2002年2月14日(木)
以降
つわりが徐々におさまってきて、毎日が楽しい。仕事も再開。でもヤーンが置いていかれるからちょっとかわいそう。まだまだ食べていないと気持ち悪くなったりするけど、前に比べたら天と地の差。
神様!生きてるって素晴らしい!!
2002年2月23日(土) 戌の日のお祝い。鶴岡八幡宮で戌の日の祈祷をしてもらう。天気がよく暖かい。すくすく育ってね、たるよ。
2002年3月1日(金)
5ヶ月/18週
胎動を感じる。18週に胎動なんて、おぉ、私も平均的な初産婦じゃん。便秘薬を飲んでいるから腸が動いているのかと思ったけれど、そうじゃない。長年の便秘経験から言うと、こんなところに大腸の動きは感じないはず。これは胎動だ。おぉ、プクプクしている。そうかそうか、いるのか。元気だな。
主人は私だけ胎動を感じているのにちょっと不満。大丈夫、そのうち外側からでも分かるようになるよね。
『出産&新生児大百科』という雑誌を買った。読んで恐ろしくなった。『妊娠大百科』とは大違いだ。
2002年3月3日(日) ひな祭りを実家でやる。姉夫婦も来る。お姉ちゃんにお腹を触ってもらった。よかったね、たる。沢山食べると消化が追いつかない。3時間近くお腹いっぱいのままで苦しい。胃がせり上がってきてるのかなぁ?舌苔がすごくなってきている。少しずつよく噛んで食べないとだめみたい。最近胃が痛むこともある。ヘソがちぎれる〜〜。
2002年3月6日(水) 泉区の母親教室に申し込む。遅すぎるぐらい。第1回目を逃してしまった。あとから1回目を受けよう。病院の母親教室はまだ決めてない。鈴木さんと話し合わなくちゃ。
2002年3月8日(金) 妊婦体操をしていて左足付け根を痛めてしまった。最近左下腹が痛いなぁ。でもきっと悪いことじゃないと思う。赤ちゃんが大きくなって、子宮がやその支えが痛いのだろう。でも初期にあったそういう痛みとはまたちょっと違うのだけれど。。。
2002年3月10日(日) 生まれてくる赤ちゃんのために貯金!会社の『旅行等積立の戻り』とか、主人がネットワークスペシャリストに合格した時の祝金とか、みんなたるの貯金にまわす。生まれたら赤ちゃんの名前で口座を作ってあげるのさ〜。親になった気分。……親なんだけれど。
2002年3月12日(火) 泉区の母親教室に行ってきた。第2回目からの出席だったのでグループには馴染めなかったけれど、教室の内容はとてもためになった。妊娠中の歯の治療・乳歯の虫歯予防・妊娠中の食事管理などを習った。勉強になる。乳歯の虫歯については今まで特に関心がなかったので、とても虫歯になりやすいと知って勉強になった。虫歯にさせないように食事のリズムをきちんと作ってあげたい。
2002年3月13日(水)
6ヶ月の1日目
健診の日。今回も頭の直径を計りました。とても平均的で順調みたい。体重管理をして前回とほぼ変わらないようにしたら、看護婦さんに誉められた。体調がよければ旅行もOK。たるは診察の時もぽこぽこと動いてとても元気ね。赤ちゃんの大きさがグラムで分かるようになるのは24週からだって。来月の診察ではグラムで分かるかな?次の健診は4月10日(水)。
入院しているおばあちゃんに会いに行った。おばあちゃんは迷わず「男の子と思うよ」と言った。本当にみんながみんな男の子だと言う。おばあちゃんにお腹をなでてもらった。その手がとても弱々しく、とてもやさしく、涙が出そうになった。「もうすぐしたら、ややこを抱かにゃぁならんで」と言ったら、ニカーッと笑顔になった。
2002年3月15日(金) 泉区の両親教室の日。主人は出席できなかった。人形を使って沐浴の練習をした。難しかったけれど、慣れたらきっと簡単なのだろう。お父さん達は7キロの妊婦体験服を付けたりした。先輩ママさん達が体験談を話してくれた。同じマンションの同じ階に住む秦さんが妊娠6ヶ月(23週)で母親教室にきていた。同じマンションの人がいるなんてびっくり。最近とても疲れる。眠いしだるい。先輩ママさんの中にはご飯を食べながら寝たという人もいた。本当に眠くなるんだな。あぁねむい。
2002年3月16日(土) 主人も胎動を感じる!おヘソの下のほうでグリッと動いたのが分かったみたい。主人が嬉しそうでよかった。晩御飯がいつもよりも少なめだったし(たくさん食べると動かなくなる)お腹もまったく張っていなかったので分かったのかも。6ヶ月で外側から胎動が分かるなんてすごい。マザマローのおかげ?なんにせよ、赤ちゃん元気だね。あんまり胎動が強くて気持ち悪くなることもあるぐらいだし。
戸塚丸井にオープンしたアカチャンホンポに行く。便利になってよかった。今はまだ買うものはないけれど、あれこれ見てまわるのは楽しい。世界の国旗が沢山載っている絵本を買った。赤ちゃんは原色が好きだから、目を引くのではないかと思った。少し大きくなったらこの絵本で国とその場所と国旗とを覚えたらいいな♪なんて。本当は自分がほしかったというのも半分ある。
2002年3月19日(火) 泉区の母親教室第3回目。分娩と呼吸法を助産士さんから聞く。ビデオでは実際の陣痛から出産までを観る。はっきりいって怖かった。ブルーになる。帰りは他の妊婦さん達も言葉数が少なくなる。想像以上に拒否反応が出た。
でも怖さが先に来ると、自分だけ大変だと思い込み、愛情のないお産になってしまう。(←といわれた)赤ちゃんも頑張ってる、赤ちゃんと一緒に頑張るんだと思えるように日々イメージしていきたい。お産が終わった時にがんばったねと言われたいと思うのではなく、赤ちゃんに頑張ったねと言ってあげたいと思えるように。
2002年3月26日(火) 泉区の母親教室第4回目(最終回)。妊婦体操をした。テキストに書いてあるようなストレッチをやるのかと思ったら、ほとんど妊婦エアロビクスだった。1時間ぐらい踊っていたのでかなり汗をかいて疲れたけれど、とても楽しかった。3キロある人形の赤ちゃんで、洋服の脱ぎ着せを練習した。袖に腕を通すのが結構難しい。
母親教室の後、みんなでお茶をした。話題はほとんどお産のこと。みんな不安なのだ。会陰切開はみんなの恐怖。私はグループの中で一番最後の出産予定。私の出産の時はみんな産後忙しくて連絡取れないのだろうな。
2002年4月1日(月) 腰が痛い……。
2002年4月4日(木) ママと一緒にアカチャンホンポに行った。時間がなかったのでゆっくり見れなかったけれど、ベビードレスを買ってもらった。オーガンジーには音符やト音記号の刺繍がしてある可愛い真っ白なドレス。退院のときやお宮参りの時に着ようね。ハイローベッドチェアを買った。ヤーンがいて危ないので、いつもそばで見ていられるように、ベビーベッドとは別に買おうと思っていたものだ。バーゲンで安かったのでよかった。その他正方形タオルを買った。こうやって徐々に赤ちゃん用品が増えていくのね。
胎動もごくたまにおヘソの少し上まで届くようになり、成長しているのを感じる。
2002年4月
6〜8日(金〜月)
鳥取に帰省する。2日目は赤ちゃんがよく動き、おなかが張ってしょうがなかった。鳥取にいる間に赤ちゃんの動きがどんどん激しくなり、ぐんと成長した気がする。行きの飛行機では妊婦チェックがされなかったのに、帰りの飛行機では妊娠なさっていますかと聞かれたくらい。帰省しても体重は増えず、良かった。
2002年4月10日(水)
7ヶ月/24週/1日目
健診の日。赤ちゃんの大きさがグラムで分かるようになる。たるは666グラムだった。平均が600グラムぐらいなので、平均的らしい。性別は27〜28週にならないと分からないらしい。私の体重は少し減り、中毒症もなく、いたって健康。次の健診はまだ1ヶ月先で良いみたい。立会い出産の申込み用紙をもらってきた。主人も一緒に講習を受けなくてはならない。次の健診は5月8日。
2002年4月15日(月) 仕事ついでにママとアカチャンホンポへ行く。GWにセールがあるので、その下見をするつもりだったが、結局肌着などを購入。赤ちゃん用品って高い!性別が分かれば選びやすいのだけれど。。。体重やや増加気味。
2002年4月22日(月)

妊娠してから健康について考え、やり始めたことのまとめ

食事管理
鉄分1日20r、緑黄色野菜1日300g、塩分排出のためにカリウムを含む食品を摂るなど気をつける。6ヶ月頃からはじめた。
マザマロー
カルシウムなどがバランスよく入っているサプリメント。知能指数が高く、ぐずらず、骨がしっかりしている赤ちゃんが生まれるといわれているけれど、私はそれほど期待せず、むしろ自分の骨や歯のために5ヶ月頃から始めた。
コントレックス
カルシウム、マグネシウム(代謝UP)、カリウム(塩分排出)、サルフェート(ダイエット効果)などのミネラルが自然イオン化されているフランスの天然水。ミネラル補給と妊娠中のウエイトコントロールのために5ヶ月頃から始めた。
インシュリンダイエット
インシュリンが緩やかに上がる食品を摂るようにする(GI値の低い食品)。血糖値が低い方が痩せやすく糖尿病にならない。妊娠糖尿病予防。6ヶ月頃から始めた。
キューサイの青汁
どうしても緑黄色野菜が足りないときだけ飲む。本当は毎日飲みたいけれど。。。6ヶ月頃から始めた。
30秒ストレッチと豆乳
1日4回、筋肉1箇所につき30秒ずつ伸ばす。もともと筋肉は縮もうとする性質があり、放っておくと代謝が悪くなる。ストレッチをすると代謝がアップする。豆乳に含まれる大豆レシチンは筋肉を滑らかにする。7ヶ月半頃から始める。
ひまし油湿布
右わき腹にひまし油を浸した布を湿布する。肝臓やその多臓器に働きかけ、体内をきれいにしてくれる。産道についた脂肪に効き目があればと思い、7ヵ月半頃から始める。
2002年4月26日(金) 主人29歳の誕生日。穏やかで良い誕生日でした。育児日記帳を購入。0歳〜3歳までの記録が出来る。
2002年4月29日(月) 初めて知らない人から「(出産は)もうすぐですか?」と話し掛けられた。「(お産は)はじめて?がんばってね。」と言われた。なんだかとっても嬉しかった。
2002年5月6日(月) アカチャンホンポがセールなので、主人と2人でだいたいのものを揃えに行った。ベビーベッドなど大きなものはまた後日。必要最低限とはいえ、人ひとり分の衣食住を揃えるとなると、かなりの量。私の入院用品も含めるとすごい。なにはともあれ、だいたい揃ったので一安心。
2002年5月8日(水)
8ヶ月/28週/1日目
健診の日。たるはなんと逆子になっていた。逆子だと性別が分かりにくいらしく、また教えてもらえなかった。逆子が治る可能性はまだあるけれど、私は羊水が少ないタイプらしく、羊水が少ないと赤ちゃんが回転しにくいらしい。30週まで逆子が治らなかったら逆子体操を教えてもらう予定。
尿検査でケトン体が+2出てしまい、8ヶ月目の血液検査と一緒に詳しい血液検査をした。体重管理を頑張りすぎたのかな?たるの体重は1092グラム。平均的。今日の超音波写真は顔のアップで目鼻立ちがはっきり分かった。主人も「おぉ…」と感動。来週も様子をみることになったので次は5月15日。
2002年5月13日(月) 国立病院の母親教室第2回目。(1回目は欠席)妊娠中の異常について医師から話を聞く。乳房マッサージ・軽い妊婦体操を助産士さんから習う。
2002年5月15日(水)
8ヶ月/29週/1日目
健診の日逆子は治っていた。ケトン体もなく、血液検査も問題なし。たるの体重は1215グラム。1週間で120グラムも増えた。羊水が少ないのがすこし心配。羊水が少ないと超音波が見づらいらしい。性別はとりあえず女の子。でも見えにくかったから一応女の子というだけ。次の健診でも聞いてくださいと言われた。先生はカルテに「?」を2つ書いた。実家の両親はすっかり女の子モードで勝手に名前を考えたりしている。鳥取にはもう少し確実になってから知らせようかなぁ。でも逆子と言っておいたから心配しているかも。。。次の健診は5月29日。
2002年5月20日(月) 国立病院の母親教室第3回目。今日は鈴木さんも一緒だった。出産の経過や、それに伴う準備などを聞いた。出産の呼吸法を習い、実際に練習した。国立病院はラマーズ法らしい。最後に妊婦体操をした。
2002年5月29日(水)
8ヶ月/31週/1日目
健診の日。性別はまだわからず……。今日は赤ちゃんが斜めになっていて非常に見づらかった。診察が終わってしばらくすると向きが直った……。ここまでくると、出産後に分かるのとほとんど変わらない。嗚呼、残念無念。赤ちゃんの体重は1600グラムで平均的。異常なし。次の健診は6月12日。
2002年6月8日(土) 両親教室の日。立会い出産をするにあたって、主人と一緒に講習を受ける。パンフレットにそって話を聞き、出産のドキュメントビデオを観た。その後、陣痛時の呼吸法と補助動作、立ち会い人の手助けの仕方など実践。最後に陣痛室、分娩室、回復室を見学。
2002年6月12日(水)
9ヶ月/33週/1日目
健診の日。性別が判明、女の子!今回ははっきりと分かった。女の子かぁ〜、女の子♪嬉しい。体重は1800グラムで標準。トラブルがまた1つあり、たるがもう下がってきているという。そういえば最近胃の辺りがへこんできたような気がしていた。食欲も旺盛だし、あれっと思っていた矢先だった。まだ少し下がり気味というだけなので平気そうだが、このまま下がりつづけると子宮口が開いてしまうので、あと3週間(37週の正期産に入るまで)は無理をしないようにということだ。赤ちゃんは一度下がるともう上がることはないそうなので、逆子になる心配はなくなった。出産は遅れるのではないかと思っていたが、このたび早まる可能性がでてきたので、そろそろ入院の準備や、いつでも家を空けられるように片付けなどしておかなければいけないと思った。次の健診は6月26日。
2002年6月24日(月) 母親教室の日。今日は最終日。おわった、やっとおわった。これでいつ生まれても立会い出産ができる。泉区の教室と合わせて8回も講習を受けるとやはり少し面倒くさくなる。でもこれで終わったからよし。今日習ってびっくりしたこと。赤ちゃんは生まれると一時5〜10%体重が減るらしい。3000グラムで生まれたら、2700グラムまで減るということだ。減るのは知っていたけれど結構小さくなるのね。退院までに体重が戻れば、優秀。(あまり戻らなくてもOK)
夜中おなかがきつく張ることが多くなった。プレ陣痛か。
2002年6月26日(水)
9ヶ月/35週/1日目
健診の日。今日はおりもの検査と血液検査もした。赤ちゃんの体重は2238グラムになっていた!なんだかすごい。赤ちゃんらしい数字になってきた。2500近くになってくると安心。未熟児ではかわいそうだし。下がってきていても35週ならもう問題ないそう。まだ生まれる兆候はないので、下がっていることはそれほど気にしなくても良いと言われた。次からは毎週健診なので、7月3日。
鈴木さんは37週で2900グラム!すごい。もう生まれても良いね。
2002年7月1日(月) ママパパとアカチャンホンポに買い物に行く。ベビー布団は桂由美デザインのとても良い物を買ってもらった。その他必要なものを全て揃えた。これで本当にいつ生まれても大丈夫。明日あたり、実家にベビーベッドが届くだろう。予定日を1ヶ月きり、毎日少しドキドキ。毎月毎日、その時なりに体が大変で苦しんでいたけれど、やはり臨月が一番動くのが大変。寝るのも起きるのも何もかも苦しい。でもやはりつわりが一番辛かったな。つわりだけはもう二度と体験したくないな〜。でも何はともあれ、あと1ヶ月。胎動でもすっかり人間らしい形になっていることが分かる。たるも人間だったか。あとは脂肪をつけて出てくるだけだね。待っているよ、たる。
2002年7月3日(水)
10ヶ月/36週/1日目
健診の日。血液検査とおりもの検査の結果は○。子宮口はまだ開いておらず、どうやら予定日ごろになる可能性のほうが高くなってきた。赤ちゃんの体重は2448グラム。赤ちゃんが200グラムほどしか増えていないのに、私は1キロ近く増えてしまった。最近外食が多く、いつもおなかいっぱい以上食べてしまっているからかも。間食も増え、セーブが効かない状態。食費もかさむし、何とかコントロールしていきたい。体は少しむくみが出ているみたいだけれど、正常の範囲なので大丈夫とのこと。
2002年7月5日(金) だるい。梅雨だからか、除湿のかけすぎか、妊娠中だからか…。とにかくだるくて、体中に乳酸がまわっている感じ。むくんでいるせいもあるのかな。車の運転をやめて、仕事もなくなり、ずっと家にいるとすることがないので眠くなる。今日も睡魔にやられてしまうのか。
たるは本当に日に日に大きくなっているようで、動くのが毎日どんどん大変になってくる。2800グラムぐらいで産みたいな。名前は何にしよう。誕生まであともう少し。
2002年7月6日(土) 鈴木さんの赤ちゃんが生まれた!男の子!とても安産だったらしく、朝の9時に入院して昼12時9分に生まれたという。予定よりも18日も早く生まれて、立会い出産の準備も出来なかったみたいだけれど、何はともあれ良かった!明日早速主人とお見舞いに行く予定。楽しみ!直ちゃんとは毎回健診が一緒だったし、思えば妊娠7週からのお付き合い。一番身近な妊婦さんが産んでしまうと、いよいよだなって感じがする。私も早く産みたいなぁ。
2002年7月10日(水)
10ヶ月/37週/1日目
健診の日。子宮口が指1本分ひらいた。それでもまだ生まれないらしいけれど、鈴木さんはその3日後に出産したし、どうなるか分からない。赤ちゃんの体重は、赤ちゃんの向きが悪く(私の背骨の方に顔を向けている)測定しづらいのもあって2468グラムと、先週より20グラムほどしか増えていなかった。誤差はあるものの、「小さ目の赤ちゃんだね」と言われた。念のため性別をもう1度聞いたところ、やはり女の子らしい。次の健診は7月17日。
健診後、直ちゃんのお見舞いに行った。赤ちゃんは黄疸が少し強いため、光線療法を受けていたので会えなかった。LDRでの生活は快適そう。私もLDRの予約をした。産気づいた時、運良く空いていると良いけど。
2002年7月17日(水)
10ヶ月/38週/1日目
健診の日。赤ちゃんの体重が増えない?! 3週連続ほとんど体重が増えてない。しかも今日は2400グラム。減ってるじゃん!びっくりして先生に聞いたところ、出産直前になると計りづらくて誤差が大きくなるとのこと。念のためもう一度計ってもらったら2660グラムとなった。少しは増えたことになるけれど、どっちみち少し小さめということらしい。先生いはく「胴が細い子だね」
主人にに似たのかな?食も細いかな?(笑)子宮口は変わらず指1本分。予定日より早く生まれるかと思ったけれど、予定日ぐらいか少し遅れるかもしれない。少し刺激を与えておくと言われ、血が出る思いをした…。でもこれで早く出てきてくれるなら嬉しいな。今日はその他に赤ちゃんの心音と陣痛をチェックする装置をおなかに巻く検査をした。たるは眠っていてなかなか動かなかったので、先生が振動を加えて起こした。するとぐりぐりと動いて、心音もぐんと上がった。おもしろい。これでわかることは、たるはストレスもなく元気に育っているということらしい。早く会いたいよ、早く出てきて、たるやー。次の検診は7月24日。でもそれまでに生まれているといいな。

そして7月21日、たるは生まれたのでした。
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